安芸の宮島「杓子」
宮島といえば杓文字(しゃもじ)が有名です。 宮島の杓文字は、江戸時代(寛政年間1800年頃)厳島の光明院というお寺に誓真というお坊さんがいて、宮島の貧しい人々をみて宮島の木で弁天様の琵琶にちなんで杓文字を作ってお土産にしようと島の人々に教え広まっていきました。また、ほかの杓文字よりも使い勝手がよく、寛政の改革では、宮島の杓文字は高級品として指定を受け贅沢とされていました。滝沢馬琴の日記には、「宮島の杓文字は使い勝手がよくってお櫃のごはんが一粒残らずきれいにとれる」と書いています。 |
広島市役所入り口のモニュメント
NANJA MONJA SYAMOJI DE GANSU
(2005/8/18)