TOPへ >> 寺社仏閣 >> 三滝寺(みたきでら) 広島市・西区  

三滝町は、もとは広島市三篠町新庄の一部で、昭和8年から三滝町。町名の由来は、三滝山にある三滝寺に由来。
三滝寺
三滝は、「雌雄二流あり、又駒が滝といふもあり、併せて三たきとす」(芸藩通史)とあり、これに由来。大同元年(806年)、弘法大師が唐から帰朝して、安芸国を巡遊したとき、この三滝山に立ち寄って”霊山”だと、天然石に「正観寺」とかいて彫刻し巌窟に安置して以来千年以上の歴史あるお寺です。

三瀧寺入口
三瀧寺入口(ホタルも有名)(2001/12/2撮影)
三滝の瀧
三滝の瀧(2001/12/2撮影)
鐘衝堂
鐘衝堂(除夜の鐘が有名)(2001/12/2撮影)
参道
参道(紅葉が綺麗です)(2001/12/2撮影)
展望台からの市内の眺め
展望台からの市内の眺め(2001/12/2撮影)
多宝塔
(重要文化財)三瀧寺多宝塔(2001/12/2撮影)

広島県重要文化財
三瀧寺多宝塔
指定昭和43年1月12日 所在地 広島市西区三滝山411 概要 三間四面、2層、本瓦葺、丹塗

多宝塔は、円筒形の塔身に方形の屋根をかけた宝塔に裳階(屋根と同じ構造の一層の張り出し部分)をつけて重層にした
仏塔の位置形式です。平面の形が、下層は方形、上層は円形となり、 上層下部の饅頭の形をした白い亀腹が基本的な特徴です。
大永6年(1526)の創建というこの塔は、和歌山県の広八幡神社の境内に建立されていたのを、原爆犠牲者 供養のため昭和26年(1951)広島に移築したものです。 なお、塔内には国指定重要文化財の木造阿弥陀如来座像が安置されています。


Panoramio      
GoogleEarth座標 34°25'13.21"N 132°26'15.40"E

その他参考:がんす夜話p27-
新修広島城下町p218