TOPへ >> 寺社仏閣 >> 稲荷さん・円隆寺(とうかさん・えんりゅうじ) 広島市・中区  

 
円隆寺は、元和元年浅野長晟によって建立された日蓮宗のお寺です。
毎年6月の初めにここで行われる稲荷祭(とうかさん)は、広島の浴衣着始めまつりとして有名で、中央通りを中心に多くの露天が並び、浴衣着の人々でにぎわいます。
2001年からは、中央通りが歩行者天国が中止され、6月初めの金曜日から、土・日曜日の3日間がお祭りです。以前は、暴走族が多かったのですが、最近は、少なくなりました。(それまでは、6月10日までの3日間だった。稲荷さん書いてとうかさんと読むように、境内の稲荷社例祭で、もともと旧暦の端午節句に行われ、、広島ではこの夜が盆踊りのはじめ、浴衣の着始めでした。)2001年に籤引きが賭博といわれ中止になりました。
あと、ヒヨコを買って育てる子供はいまでも多いいようです。

円隆寺
(2001/12/8)普段はひっそりしている。

円隆寺
(2002/6/8)大勢でにぎわうとうかさん
境内に入るために並ばなければいけないくらい。
円隆寺

新天地公園
近くの新天地公園の紅桃花稲荷大明神

新天地公園
新天地公園では盆踊りが行われていた。(2002/6/8)
「とうかさん」は、広島二大祭のトップ(もうひとつは、えべっさんでまだFFはなかった)で、市民は、この日から浴衣を着るしきたりで、広島に夏が来たの感じをいだかせる。このとうかさんは稲荷をとうかと読んだもので、この日蓮宗円隆寺に墓のある四十七義士の一人−原惣左衛門の守り本尊であったものと伝えられる。昔は、このとき女性が下駄をねだったそうである。

その他参考:新修広島城下町p50