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最終更新日(2005/2/12)
■ 県名について
1869年に版籍奉還が行われ、旧藩主が知藩事に任命されましたが、中央集権を進めるため1871/7/14に廃藩置県が行われました。そして各府県には中央政府が任命した府知事・県令が派遣されました。府県は始め3府302県でしたが、統廃合により1871年11月に3府72県に整理統合され、1888年には3府43県となりました。
新しくできた県の名前は、討幕諸藩は県庁所在地名を県名とし、朝敵派とされた藩は県庁所在地を含む郡名を県名としたといわれています。(実際は各都道府県により実情は異なるようです。都道府県名についてはここへ。)

最近は平成の大合併により市町村の統廃合が進んだため県庁所在地の市町村名も変更された所もあります。

■ 市町村数
江戸時代には数十戸で1村とされていましたが、明治時代になると近代化が進められ、300〜500戸で1町村とし、地方行政を行うために町村制が施行されました。そして、明治21年当時では、全国で71,314あった町村が合併により明治22年(1889年)には約五分の一の15,859市町村になりました。

平成の大合併により市町村の合併で市町村数は大きく減っています。
これまでは、平成10年度末時点で3232ありましたが、平成17年度末には2231に減る予定です

  1. 明治22年(1889年)4月から市制町村制が施行。
  2. 昭和22年(1947年)8月、地方自治法が施行。
  3. 昭和28年(1953年)10月、町村合併促進法が施行。(昭和31年(1956年)9月失効)
  4. 昭和31年(1956年)6月、新市町村建設促進法が施行。
  5. 昭和36年(1961年)6月、新市町村建設促進法が一部失効(未合併市町村の合併促進規定等)。
  6. 昭和40年(1965年)4月、市町村の合併の特例に関する法が施行。(有効期限は平成17年(2005年)3月末



■ 給地・明地・蔵入地について